徳島大学病院訪問

【ブログ】

当科プロジェクト「世界最高水準の放射線治療チームの育成と地域及びアジア近隣諸国への展開」の一貫で、近隣の中四国8大学に施設訪問させていただいており、今回は医師1名、看護師1名、診療放射線技師2名、医学物理士1名で徳島大学病院放射線治療科に施設訪問させていただいました。

徳島大学病院はリニアックが3台、外照射による1日の治療件数が60-70件と中四国地方では放射線治療実績数がとても多い病院の一つです。
また外照射だけでなく、子宮頸がんに対する組織内照射併用腔内照射、前立腺がんに対する組織内照射などの小線源治療も積極的に取り組まれています。
スタッフ数は、放射線治療医が6名とこちらも中四国地方ではとても多い病院ではありますが、看護師は2名、診療放射線技師が8名、医学物理士の方はいらっしゃらないとのことで、治療医以外の職種の方は当科と比較するとやや少ない印象でした。

そのため各職種が密に連携する必要があり様々な工夫がなされていました。
一例をあげると、もともと外科や内科と同じフロアーにあった診察室をリニアック周囲の部屋にスペースを設けて配置したことにより常にドクターが他のスタッフとコミュニケーションがとれるようになり、業務に関することだけでなく業務外でのコミュニケーションも増え、そのことで治療がより円滑に進むようになったとのことです。
また2名の看護師さんのうち、がん放射線療法看護認定看護師の方が初診の患者さんの診察に確実に立ち会い適切な指導を行っているとのことなどもとても重要な取り組みであると思いました。

我々が各施設を訪問し学ばせていただいたことを着実に積み重ね、世界最高水準の放射線治療チームを育成し、そしてそれを各施設にお伝えしていくことが本プロジェクトの目的です。
チーム医療に関して、今後更に多くの知見を得て、近隣地域及びアジア近隣諸国の各施設にお伝えできるよう取り組んでまいりたいと思います。