第4回広島放射線治療チーム医療研究会を開催しました

2019年11月30日 第4回広島放射線治療チーム医療研究会を開催しました。

今回のテーマは「高齢者に対する効果的なチーム医療」でした。

午前中はプロジェクトの活動の中から、チーム育成プログラムの作成と実践、文書管理システムの導入、チームでの職場改善の取り組み、及びアジア連携病院サポートとして、モンゴル国立がんセンターへの放射線治療技術支援に関して報告しました。

他職種間で齟齬をきたさないよう、言葉の定義を同じレベルで共有する重要性や人材補強に対する現状と課題、本プロジェクトの広報活動の充実に関して活発な議論が行われました。

ご参加いただきました広島大学病院木内病院長からも、色々なアドバイスを頂きました。

午後はテーマを2つ設け、講演及びディスカッションを行っていきました。

テーマ1「高齢者に対するがん治療 多職種連携 様々な職種の視点から」では、高齢者に対するがん治療で活躍しておられる先生方をお招きし、様々な職種(医師、看護師、理学療法士、ケースワーカー)の立場から多職種連携についてご講演いただきました。

ディスカッションでは、G8の活用や独居高齢者におけるネットワークを把握することの重要性について議論され、多職種カンファレンスを行う場の不足が課題として提示されました。

テーマ2、「高齢者に対するよりよい放射線治療チームの実現に向けて」では、放射線治療医、診療放射線技師、がん放射線療法看護認定看護師の先生方から放射線治療におけるチーム医療にフォーカスしてご講演いただきました。

看護外来における看護師の役割や他職種へ求める情報、G8に加え患者のバックグラウンドを考慮した治療選択の重要性、医師がCTシミュレーションへ立ち会う必要性などが議論されました。

今回は46名が参加され、職種も医師、看護師、放射線技師、医学物理士、教員、事務、理学療法士、医療ソーシャルワーカー、関連企業など、多方面からのご参加をいただきました。

お忙しい中ご講演くださいました先生方、ご参加くださいました皆様、どうもありがとうございました。

本研究会は来年もまたテーマを少し変えて開催を予定しております。

多職種でチーム医療について議論ができる、大変貴重な機会ですので、是非またご参加ください。